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数年ほっといたブログ。  今更こっそり再開してみた。


by icchi
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原作本と映画

死神の精度をレンタルで見たよ。
やっぱり、原作本を読んだ映画を見ちゃいけないね。
予告を見たときから、あの話とあの話をくっつけたなって想像ついたけどさ。
犬。あの犬。なんなの?
犬がテレパシー使ってるのに、金城武はテレパシーつかわねぇし。
バランスわりいなぁ。
そう持っていくならもう少しファンタジー色強くしたらいいんじゃないのかな

やっぱり原作本読んだら、映画見ちゃいけないのね。
わかっちゃいたけど期待しちゃったよね
やっぱり本の方が描写が詳しいし、行間の雰囲気があるから断然面白いもんね。

サウスバウンドも映画酷かったらしいって聴いたし。
本はめちゃくちゃ面白いよ。笑えるし、ちょっと泣けちゃってさ。
そうそう。夜中に放送してたから見た「プリズンホテル」
ビックリだよ。原作のかけらもない。それ以上に、映画としての完成度もヒドイもんだったね。
今まで見た中で一番、ろくでもない作品だった。
原作って言葉に失礼だなと思ったよ。
今回の「死神の精度」のお陰で、すっぱり諦めがついた。
本を読んだことのある映画は絶対に見ないってね。
だから、レンタルリストに入れてた「インザプール」はキャンセルしたよ。
伊良部が松尾スズキってー(><)
もう、本読みながらキャラクターも話し方もイメージしちゃってるから松尾スズキじゃイメージ合わない
伊良部の無邪気さが感じない。スレ過ぎ感が漂っちゃってるもん。

憑神は映画見てないけど、本を読んですぐに舞台を見たんだ。
これはアリだったなー。
舞台だと、省かないといけないでしょ。
省かれた部分を文章で補えるんだよね~

だからか、洋画の場合は原作を読んだ後に映画を見るのってありだと思う
海外小説は読んでも、文化の違い、価値観の違いまではイメージしきれないところがあるでしょ。
そのイメージしきれなかった部分が映像化されることで、両方が合致して一作品として感じれると思うんだ。
それでも映画は内容が集約されて、少々脚色され強調されて違和感が残るものもあるだろうけど。
エンターテイメントが強くない作品ならば、背景を本で知ってから見るとわかりやすい気がする。
海外作品であれば、やっぱり日本人の感覚だけで見たら意味がないもの。

去年読んだドイツの作品で「朗読者」って本があるんだけど、これが原作の映画が「愛を読むひと」って映画。
今年、ケイト・ウィンスレットがアカデミー主演女優賞を受賞した映画だよ。
映画の「愛を読むひと」に興味なかったんだけど、「朗読者」が原作だというのを最近知って、いまもう一度「朗読者」を読みなおしている。
15歳の少年と、21歳年上の女性ハンナとの恋愛物語。ハンナの秘密。
1度読んでいるが故に、2度目は同じ場面が全く意味が違うんだ。切ない。やるせないよ。
この本は2度読むことをお薦めすると言われているが、その意味がよくわかる。
「愛を読むひと」は見てみよーっと

読み終えちゃったら何読もうかな・・・
今日も本屋さん回ったけど、結局手に取る本はなかったんだ
最近、山田悠介の「スイッチを押すとき」を読んだんだけど、面白くなかったな・・・
想像力が刺激されなかったなぁ。なんか、若い作品だね。物足りなかったよ。

そうだ!読んでいて結局断念してしまった「カラマーゾフの兄弟」に再チャレンジしようかな!
そういえば、断念してほったらかしの本がまだあった。「羅生門」と「ファウスト」
敷居が高すぎるよなぁ・・・
きっとまた断念しちゃいそうだ・・・
記憶のないまま100ページくらい進んでいるんだ。めくってるだけ。全く頭に入ってない。
イメージできてないんだよね。
活字中毒という言葉に憧れ、読解力を身につけることに憧れ、古典文学に手を出しては、完膚なきまでに叩きのめされてるからなぁ

あ~あ、面白い本見つからないかなー
あ~あ、古典文学も面白く読める想像力がパッとできないかなー
by icchi | 2009-04-04 23:11 | 映画・本