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数年ほっといたブログ。  今更こっそり再開してみた。


by icchi
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楽しかったよ

7月15日。友人の子供の告別式に行ってきた。

5歳だった。



初めて会ったときは、とっても人見知りで、ママのそばを決して離れない子だった。
でも食欲旺盛で、いつも何か食べていたっけ。
友達に似てかパン好きみたいで、パンを握り締めて寝てたな~


妹が出来た頃には、人見知りな様子は消えてとっても活発な男の子に成長してた。
地元で結婚している友達の家に、新築祝いでみんなで集まった。
そのお家にも2人男の子がいて、自分にはないおもちゃもあって喜んで遊んでいた。
ほんと好奇心の強い子だったな。
そのときお土産に買っていったドラえもん人形焼。
名前言いながら食べてたなー
確か、1人で2個食べてた。
やっぱり食に対する欲求は衰えてなかったなぁ~


とっても楽しそうに遊ぶ男の子だった。
もう、はしゃいじゃうと止まらないみたいで、ヨダレたらして笑ってたっけ
もう、私ヨダレつけられっぱなし(苦笑)
私、予約されたのかしら??マーキング??(笑)


そうそう。
洗濯バサミと小さな籐のかごを見つけて、外側に必死になって洗濯ばさみを並べてたっけ。
子供って不思議な遊びを発見するんだよね!
でも、順番に挟んでいったら数個洗濯バサミが残ってしまって悩んでた
小声で『全部はさめないよぅ』って悩んでた
さっきの元気はどこ行ったよ!ってくらいに(笑)
綺麗に挟んでいるつもりでもヤッパリ子供なのよ。
挟み方が雑だから、ちょっとスペースが空いてるんだよね~
これをコッチに挟んだらどうかな?って教えたら
パッ!とした顔して並び変えて全部挟みきった
全部はさめたねー!って褒めてたら
『これママに見せようっ!』って嬉しそうにママのところに持って行ってた


新築祝いで行ったお家には、その家の子供用自転車があって、ずーっと借りて乗ってた。
住宅地の道を何週させられたことか。
それも、彼の中では空想ストーリーが作られて、信号ない住宅街の狭い道なのに
『信号が赤だ!ダメだよ、止まらないと!』と叱られたり
お返しに『信号赤だよ!』なんて言うと、ちゃんと止まって『よし青だ!』なんてね。
あと1週だけっ!!一周だけぇー!って、もぉ~
いや~、疲れた(笑)


帰りは、その友人に家まで送ってもらったから一緒に帰った。
『一緒に帰ろう!ねぇ、“おねえちゃん”一緒にかえろーっ』
って言ってくれてさぁ!!(←私もはしゃぎすぎ)
まぁ、同じ方向なので最初から送ってもらうつもりだったけどね☆
車の中でもすっごいはしゃいでね~
頼むから、もうヨダレ垂らさないでよぉーー
ってくらい興奮しながら、思いっきり笑う子だった
後部座席で右へ左へ。私を踏みつけながら、あっちこっち(笑)
ママに『良かったね~、遊んでくれる人がいてねー』って。


少ないけど、私とこうき君との楽しい思い出

元気いっぱいで、好奇心旺盛で、ママ想いで、妹想いで、食欲旺盛で、
最高の笑顔で、甘え上手で、屈託なくて、素直で、想像力豊かで、
とても可愛くて、とてもいい子でした


私がこんなこと書いてどんな意味があるのだろう
意味なんてないけど
友人のために何もしてあげれないし
悲しみもわかってあげれない
寂しさも減らしてあげれない
ここに書くこと自体、私の自己満足でしかない
私の言葉では全てが軽く、表現できる言葉はこの世では思いつかず、言葉で表現する必要なんてそもそもない

ただ、思い出して書き綴っただけのことです。
私にも楽しい幸せな思い出を残してくれたのだから。



少しずつでいいから、残された家族が前進できますように
大好きなママと、パパと、妹を元気に見守っていると思います
この先会えないのは悲しい事だけれど、短い人生だったけど、彼は楽しくて幸せな5年間を家族と過ごしていたと思います。
その5年間の事実はちゃんと残っていると思います。
by icchi | 2006-07-17 22:07 | 日記